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執筆者の写真栗山 裕二

豚肉専門店は特別な豚を使う EP2


冬の朝はつらい。

モーニングコーヒーが胃に沁みます

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先週、富士宮の博士から豚が届きました。

最近、

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『次はこれが控えてるよ~』

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などセールスが多いんです。笑

今回、届いたのが中国からパンダと

寄贈されたという『満州豚』とデュロックの

交配した豚で肥育期間が3年。


ダジャレ好きな桑原さん 


ネーミングセンスがいいのか?笑

セレブー(豚)

LYB豚(ルイビトン)

※ルイビトンからクレームが入ったようです 笑 

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3年と育てたと言ってもピンと来ないかと

思いますが、スーパーに並ぶ豚肉は平均で

6ヶ月で出荷されます。

(めちゃめちゃ早いですね)

.

3年というと牛肉と同じレベル。

なので、肉質が

.

めちゃくちゃ赤い

味も濃ゆい

脂の融点が低くなる(32度ほど)

(人が触るとどんどん溶けます)

. 

いわゆる口に入れると溶けるという”アレ”です。 

. 

ですが、脂がめちゃくちゃ乗ります。

これがなかなか厄介です。(T ^ T)

(和牛もしかり)

. 

美味しくなる反面、歩留まりが

悪くなるのです。

かと言って脂を捨てるとどんどん

販売価格を上げざるを得ないので

グロワでは色んな料理に使っています。


店の機会で挽くのが大変。色々あって夜中まで 笑

 

その中の一つでラードにするのですが

これで揚げた豚カツがなかなか美味いです。

衣が豚の甘〜い脂を吸ってより美味しく

なるんです。 

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トランス脂肪酸ではないので、身体にも

優しいです(食べ過ぎは禁物)


作るのは嫌だけど トンカツやばし!笑

コース料理でランダムに出しています

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入荷した日は仕事が多くなってしまい

ますが、食材を無駄には出来ませんからね。 

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コース料理の温菜としてトンカツや

シャルキュトリに使っています。

ぜひ一般の豚との違いを体感して

みてください。

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ご予約はこちらから

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