豚肉1頭を楽しむ
豚1頭を丸々仕入れることの魅力は、
さまざまな部位を最大限に楽しめる点にあります。
普段からスーパーで見る部位は
バラ肉、ロース
が中心でスーパーによって少し
種類が増えたり減ったり。
腕や脛肉などはひき肉になったりするのが
ほとんどです。
当店では1頭丸々仕入れることで
部位ごとに異なる食感や風味を楽しむことができ、
料理の幅がグン広げることが出来ます。
スペース的にやっておりませんが、熟成させたりすることで、
より一層美味しく楽しむことができます。
(今度ワインセラーでやってみようかな。温度が高いから無理か 笑)
グロワグロワでは専門店ならでは豚肉の
楽しみ方を出来るという訳ですね。 はい。。
ランドレース&ヨークシャーの魅力について
今回仕入れるランドレースxヨークシャーは、
豚肉の品質を左右する重要な品種です。
ランドレースは脂肪の少ない赤身肉が特徴で、
ヘルシーな食材として人気があります。
一方、ヨークシャーは程よい脂肪と赤身のバランスが絶妙で、
ジューシーな味わいが楽しめます。
この二つの品種を組み合わせることで、
様々な料理に最適な豚肉を手に入れることができます。
とある実験で目隠しをした状態で色んな豚のトンカツを
を試食したところ、ダントツで中ヨークシャーが
一番美味しいということになったそうです。
しかしながら中ヨークシャーはちょっと仕入れ価格が上がります (T ^ T)
なので、ディナーでトンカツコースなんかを考えています。
もも肉を丸々焼き上げる!
もも肉は、筋肉が多く引き締まっているため、
長時間かけてじっくりと焼き上げることで、
その旨味を最大限に引き出すことができます。
今回はスネ肉だけを外し(持ちやすくする為)
骨付きのままもも肉を丸々焼き上げます。
外はカリッと中はジューシー
三社祭のような特別な日の料理として
大勢でシェアするのにいいですね。
豪快で楽しいですし。。
さらに、もも肉は脂肪分が少なく、
脂が気になる方にも喜ばれる部位なんです。
三社祭が楽しみですね〜
ロース1本焼き。その旨さを楽しむ醍醐味
ロースは豚の中でも特に柔らかく、風味豊かな部位です。
1本丸ごと焼き上げることで、肉の繊維がほぐれ、
ジューシーな食感が楽しめます。
特にリブロースは、その脂身と赤身の絶妙なバランスにあり、
焼くことで脂が溶け出し、肉全体に旨味が広がります。
トンカツ屋さんでいうところの【特上ロース】ですね。
脂が苦手!という方は無理かもですが、なんだかんだで
一番高値で販売できる部位でもあります。
今回は特に部位分けするつもりはないんですが、
別の機会では評価をつけようと思います。
ともあれ、豪快に焼き上げたロースは、見た目にも力があり、
食卓を華やかにして【豪華】で切り分ける際はシズル感満載の
演出をしてくれます。
こういうのBBQとかでどうですか??
バラ肉を豚串にする!
バラ肉は脂肪が多く、3層になっていることから
3枚肉と呼ばれジューシーな味わいが魅力です。
三社祭ではこれを豚串にすることで、外はカリッと、
中はジューシーな食感が楽しめます。
店内ではビールやワインに合うように
スパイスを振りかけようと思います。
炭を使って仕上げるんですが、バラ肉の脂が
落ちて煙が出ることで炭の香ばしい香りが立ち、
病みつきになります。
豚串は手軽に楽しめるし、テイクアウトで
持ちながら食べれるし、今後インバウンド向けに
これをやろうかと思っています。
その他の部位は何処へ・・・
豚1頭を仕入れると、他にも様々な部位が手に入ります。
グロワグロワでは肩ロースは焼き豚やローストポーク、
ヒレは低温調理して前菜、脂を巻いてメイン料理に。
スペアリブはチャーシューとかに。
スネ肉は煮込みに。。。
内臓部分は日本では仕入れた豚のものは特定して
仕入れることは難しですが、新鮮な状態で仕入れて
料理を楽しむことができます。
筋や骨などは出汁を取れますし、
余った部位はひき肉にしてソーセージやハンバーグに。
もうすべて使い切ることが出来るのです。
豚肉の美味しさって?
豚肉の美味しさは、その多様性にあります。
脂の甘みと赤身の旨味が絶妙に調和し、
どの部位もそれぞれの特長を生かした調理法で
美味しくいただけます。
色んな料理のバリエーションがあるのも豚肉の
特徴なんですかね。
グロワグロワでも和食、中華、洋食と幅広い料理のエッセンスを
加えて調理しています。
栄養価も高く、ビタミンB群やミネラルが豊富で、
日々の食生活に取り入れることで、健康維持にも役立つとか。
部位ごとに調理法を変える〜〜
ん〜〜我ながら理にかなってる!!
まあ、ニッチなんですけどね。(^^;)
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