グロワグロワがお世話になっている富士農場サービス。
こちらではほとんどの日本の豚の種を扱っていて、世の中の生産者さまに届けている農場です。
こちらの社長の桑原さんにはいつもお世話になっておりまして、色んな豚を付き合いで
仕入れさせていただいております。 今回は富士農場サービスの中のヒット商品でもある
LYB豚についてお話しします。
目次
LYB豚とは何か？
LYB豚は、富士農場サービスが生産している高質なブランド豚です。「LYB」はランドレース(L)、ヨークシャー(Y)、バークシャー(B)という3品種を掛け合わせた新しい銘柄豚です。富士農場サービスと関連会社TOPICSの代表を務める桑原康さんが、長年の育種改良の結果生み出した最高傑作と言えるこの豚は、濃厚な味わいと素晴らしい柔らかさが特徴です。
LYB豚オンラインショップ 富士農場サービス
味わいと肉の特徴
LYB豚の肉は濃厚な味とバランスの良い脂肪が特徴で脂身の融点の低さがすごいんです。
一般的な三元豚の脂身の融点が約38度であるのに対し、LYB豚は32.5度と低くなっています。
これにより、口に入れた瞬間にとろけるような食感と、しつこくない軽い脂の味わいを楽しむことができます。
赤身は繊維のきめが細かく柔らかで、肉自体に甘みがあります。シンプルな調理法でも豚肉本来の旨みを
十分に堪能できる、高品質な豚肉と言えるでしょう。
桑原さんとお会いした時によく話に出るのが、【とんかつ】【ビストロ・フレンチ】での使用の話
特にこの二つのジャンルではお付き合いのある店舗があるそうで、シェフからは高評価を受けているそうです。
トンカツのブラインドテイスティングではかなり高評価があったとか。
フレンチビストロでも色んな料理に使われているようでLYB豚が如何に使いやすいって事ですね。
ブーシェリーグートン
グロワグロワでの使い方
グロワグロワでは、LYB豚をさまざまな料理に活用しています。
様々な料理に適していますが、特にステーキがおすすめです。赤身部分が柔らかく、
上品な香りで旨味が溢れるLYB豚のステーキは、その特徴を最大限に活かせる
調理法と言えるでしょう。
特に肩ロースのステーキはビーフステーキに匹敵する美味しさになります。
また、脂がしつこくないため、豚肉の脂身が苦手な方でも美味しく食べられます。
当店では、脂の多いバラ肉を野菜なんかと巻物にしたり、しゃぶしゃぶ風にしたりと
旬の野菜と合わせる料理も多いです。
さらに、溶け出した脂が野菜にしみ込むことで、家庭では鍋も良いと思います。
ローストポークやチャーシューテリーヌなどの料理から、豚骨を使ったスープまで、
製法を突き詰めた料理を導入しています。
部位ごとの使い方
部位ごとにベストな料理を決めています。
ローストポークには肩ロースやロース
ステーキには肩ロース
しゃぶしゃぶにはバラ肉やもも肉
腕肉やスネ肉はパテ
骨のすき身や腿などはハンバーグ
など、すべての肉を使い切り筋や骨なんかも出汁として
野菜などと合わせスープになったりします。
豚肉の美味しさを伝えたい
LYB豚は、長年の育種改良と桑原康氏の情熱が結実した奇跡の銘柄豚と言えるでしょう。
効率よりも品質を追求し、本物の美味しさを追い求めた結果生まれた豚肉です。
世の中に出回る豚肉のほとんどは３元豚なんですが、３元豚でも交配種を変えるだけで
大きく味わいが変わります。
桑原氏は「本物の美味しさを味わってほしい」という思いを込めて、この豚を育て上げました。
グロワグロワは、このような高品質な豚肉の魅力をイタリアンやフレンチ、はたまた中華や和食の
エッセンスを取り入れ、素材の持ち味を最高のものにして豚肉を昇華させて桑原さんの想いの
手助けになればと思っています。
LYB豚を通じて豚肉本来の美味しさを再発見し日本の食文化をさらに豊かにしていくことができるではないか？
自分が料理できる限界まで美味しさを追求していきたいと思っています。
これからもさまざまな料理に挑戦して豚肉の真の美味を伝えるため各部位を最大限生かした
料理を生み出していきます。
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