黒豚の歴史と魅力:3000年の伝統から現代の美食まで
- 栗山 裕二
- 2024年6月10日
- 読了時間: 3分
更新日:3月27日
目次

1. 黒豚の起源:中国から日本へ
黒豚の歴史は驚くほど古く、約3000年前の中国にまで遡ります1。中国で古くから食肉用として飼育されていた黒毛の豚が、やがて東南アジアへと広がり、日本にも伝わったのです。
3000年も遡るなんてびっくりですね。
中国3000年の歴史といいますが、食文化も密接に繋がっているんですね。
2. 日本における黒豚の発展
日本への黒豚の伝来は、奈良時代(710-794年)にさかのぼります1。この時期、中国や朝鮮半島との交流が盛んで、農業技術や家畜の飼育法とともに黒豚も日本に伝わったと考えられています。
この時期に実際に食べていたか?
奈良時代ってね〜
平城京とか平安京の時代で天皇に献上されていたのかもですね。
3. 鹿児島黒豚の誕生と成長
江戸時代に入ると、薩摩(現在の鹿児島県)で黒豚の飼育が盛んになりました1。地元の農民たちは飼育方法を改良し、さつまいもを飼料として与えることで、より美味しい肉の生産に成功しました。これが「薩摩黒豚」として全国に知られるようになった始まりです。
このあたりになってくると親近感が湧いてきますね。
薩摩。。聞き覚えのある言葉で実際にこの頃の黒豚の歴史が今の原型になっているのかもです。
4. 黒豚と日本の食文化の変遷
古代日本では肉食が比較的普通に行われていましたが、仏教の影響により制限されるようになりました1。しかし、高貴な階級では肉食が続けられ、江戸時代には庶民の間でも「もも(桃)」や「やきとり(焼鳥)」と呼び変えて肉を食べる習慣がありました。
江戸庶民が豚肉を食べていたか?どうかはなんともですが、焼き鳥や豚串の原型みたいものが江戸文化に
あったかどうかは興味が湧きます。
きっと禁止されていたので、密かに水面下で食べていたんでしょうね。
5. バークシャー種と日本の黒豚
現在の黒豚は、18世紀にイギリスで品種改良されたバークシャー豚が基になっています1。明治時代に日本に導入され、特に鹿児島県で広く飼育されるようになりました。地元の気候や環境に適し、さつまいもを飼料とすることで独特の風味と高品質な肉質を持つようになりました。
6. 現代の黒豚:ブランド化と課題
現代の黒豚は、純血種としての系統を守りつつ、さらなる品質向上のための改良が続けられています1。高級食材として広く利用され、地元の特産品として観光資源の一つにもなっています。しかし、飼育コストの高さや手間のかかる生産方法により、黒豚の頭数は減少傾向にあります。
今の豚ってほとんどが三元豚。。
生産効率優先で効率の悪いものはどんどん淘汰されています。
文化も一緒ですね。。
でも、残すものは残すようにしないと思うんですけどね。。。
7. 黒豚vs三元豚:その違いと特徴
黒豚は純血種で、豊かな風味と適度な脂肪が特徴です。一方、三元豚は異なる豚種を掛け合わせたハイブリッドで、安定した品質と高い生産性が特徴です1。日本の豚の92%は三元豚であり、黒豚の希少性が際立っています。
8. グロワグロワの黒豚やきとんコース
グロワグロワでは、純粋黒豚を使用した特別なやきとんコースを提供しています1。このコースでは、黒豚の様々な部位を使用したやきとんを楽しむことができ、前菜からデザートまで黒豚の美味しさを堪能できるメニューが揃っています。黒豚の長い歴史と豊かな味わいを知ることで、より一層グロワグロワの黒豚やきとんコースを楽しんでいただけることでしょう。

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