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「サドルバックの魅力:鹿児島福留牧場の希少豚と春の特別コース」

執筆者の写真: 栗山 裕二栗山 裕二


目次



サドルバックとは

サドルバックは、イギリス原産の珍しい豚の品種です。その名前の由来は、特徴的な黒と白の帯模様にあります。この豚は、脂肪と赤身のバランスが絶妙で、濃厚な味わいが特徴です1。通常より少し長い肥育期間と、ストレスのない環境で育てられていることが、その高品質な味の秘訣となっています。

 

チンタセネーゼと混同されることがあるみたいですが、桑原さんの話によると少し違うようです。

イギリス原産の【ウェテックス サドルバック】がイタリアに渡った可能性はあります。

この話は今度桑原さんと話を深めたいと思います。


富士農場の桑原さん



サドルバック
チンタセネーゼと似ているが実際は?


サドルバックの元となる豚は?

サドルバックの起源は、福留小牧場の福留さんのドイツでの経験に遡ります1。福留さんは、ドイツでの修行時代にサドルバックを使用し、その味に惚れ込みました。日本に戻った後、サドルバックを導入することを決意し、多くの苦労を経て日本に持ち込むことに成功しました。



福留牧場について

福留小牧場は、鹿児島県鹿屋市に位置し、日本で唯一サドルバックを飼育している牧場です。福留洋一さんが率いるこの牧場では、サドルバック以外にも「幸福豚」という品種を育てています1。これはサドルバックの血統50%に白豚を交配した二元豚、三元豚です。

 

次回はこの【幸福豚】も入れてみようかと思っています。


福留さんは、ドイツで学んだシャルキュトリの技術を活かし、余ってしまう部位を美味しく加工しています1。特に豚タンのテリーヌは絶品でした。



福留小牧場
福留さんの入口


人気の秘密

サドルバックの人気の秘密は、その独特の味わいにあります。脂肪と赤身のバランスが絶妙で、濃厚な味わいが特徴です。また、ストレスのない環境で育てられていることも、肉質の良さに貢献しています。


さらに、福留さんのこだわりの飼育方法と、ドイツで学んだシャルキュトリの技術が、サドルバックの魅力を最大限に引き出しています。

サドルバックは成長が遅いため、大量生産には向かず、市場に出回ることがほとんどありません。福留牧場のサドルバックは特に厳選され、丁寧に育てられた個体のみが出荷されるため、質の高さが保証されています。


これらの要因により、16年以上豚肉専門店として様々な豚を扱ってきた中でも、非常に高いクオリティの豚肉として評価されています。



白カビのサラミ
工房を案内して頂きました

生ハム
生ハムも絶品!


グロワグロワで開催。春のコースについて(もうすぐ)


そんなサドルバックですが、2月28日に入荷予定です。

福留小牧場のサドルバックを使用した特別なコースを提供予定です。


グロワグロワでは、サドルバックを使ったローストポークや、様々な部位を楽しめる

コースが人気です。


2025年の春の特別コース。サドルバックの美味しさを最大限に引き出した料理と、

春の季節感を感じられる食材を組み合わせた贅沢なメニュー。

サドルバックの魅力を存分にお楽しみ下さい。



春の野菜と豚肉!
野菜と豚肉の相性は最高です

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部位ごとに調理法を変える豚肉専門店 グロワグロワ

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